浦和三田会 第17回観劇会

 

実施日:令和3519日(水)

 

「彩の国さいたま芸術劇場」でシェイクスピアシリーズを蜷川幸雄から吉田鋼太郎が引き継ぐ形での4回目の公演である「終わりよければすべてよし」を総勢30名で観劇した。これがシェイクスピアシリーズの最終回となる作品である。

 

新型コロナの緊急事態宣言が東京都にでて埼玉県はまん延防止措置の対象下で開催が危ぶまれたが、なんとか開催されホッとしている。

今回は劇場側から従来のような、机を出しての当日のチケット交換の禁止の要請があり、また劇場側もすべて事前予約であったため、当会も事前振込、チケット事前郵送という措置で対応した初めてのケースであった。

 

当日は生憎の雨模様であったが、与野本町駅から美しい満開のバラ園を通る道を多くの人が芸術劇場に足を急いでおり、かなりのお客様の入りが予想されたが、席の空きは殆どなく満席であった。

今回の劇は吉田鋼太郎、石原さとみ、藤原達也、溝端淳平、正名僕蔵、宮本裕子、横田英司など役者も素晴らしく、あの長いセリフをよどみなくしゃべる素晴らしさと蜷川作品のユーモアを引き継ぎ吉田鋼太郎演出作品として今までのどの作品よりも素晴らしい出来だと感激した。

最後のシーンでは涙と鼻水が止まらず、2重マスクの内側がびしょびしょになってしまった。